グラフィックの世界をネットするプリプレス情報誌、「月刊GCJ」からピックアップした記事をお届けします。
中小企業に対するサイバー攻撃は年々増加している。顧客の情報を扱うことが多い印刷会社では、自社の情報だけでなく、顧客の情報も守らなければならず、セキュリティ対策は万全を期して臨まなければならないが、実際に被害は発生している。そこで、株式会社船井総合研究所サイバーセキュリティコンサルティングチーム・チームリーダーの那須慎二さんに、中小企業のサイバーセキュリティ対策について話を伺った。那須さんは昨年1月、著書『小さな会社のIT担当者のためのセキュリティの常識』を出版した、サイバーセキュリティに詳しい経営コンサルタントである。同著はわかりやすい内容から既に増刷5刷という好調な売れ行きを示している。「サイバー攻撃への対策をしっかりと行っている企業は、もはや経営戦略の重要な要です」と語る那須さん。具体的なセキュリティ対策について話を伺った。
印刷の前工程で最大のテーマは、DTP作業をいかに効率化・自動化していくかであるが、複雑なデザインや修正が多い組版では、効率化・自動化はなかなか難しいのが実態である。データを流し込めば終わりというのが理想であるが、実際はそう簡単ではない。そんな状況下、株式会社ニューキャスト(GC中部)では、カタログやチラシ制作でのExcel加工やDTP作業の効率化を追求した『DOT3Batch』を開発し、自社のワークフローで活用している。正確にスピーディに作業するためのワンストップDTPを実現した効率化支援ツールである。川原正隆社長に同ツールについて取材した。