制作お役立ち便利帳
発注に関するご質問

Q カタログを作りたいが、どのように考えればよいか(工程)

A

目的・イメージを決めて、企画デザインから印刷製本までの工程を理解し、発注してください。

印刷見積もりをする前に、原稿の準備などにかかる発注側の作業や、編集からDTPといった制作作業に必要なことを考慮してください。もし準備不足のままにできるところから外注作業を始めてしまうと、制作途上での修正が多くなってしまい、制作期間も制作代も非常に大きくなってしまいます。またその外注に関った労力も莫大なものになり、しかも品質の安定しないものとなってしまうおそれもあります。

最初に成果物の目的・用途(使用期間)や大きさやイメージをなるべく具体的に示すことで、編集やデザインをする方とのコミュニケーションを円滑に進めることができます。そのためには過去の印刷物や他社の印刷物でも見本となるものを用意しましょう。

それに対して目的や品質目標をコストパフォーマンスよく達成する制作方法を、編集・DTP・印刷側と一緒に選択します。例えば非常に短い期間に仕上げなければならないとか、繰り返し発行されるものか、使い捨てか、長期にわたって保存されるか、などに沿った制作・製造方法を決めて、大日程計画と分担を作ります。

必要な原稿を揃えるために、原稿のライター、カメラマン、デザイナ、イラストレータなどの専門スタッフを決めて、それらをまとめる編集者や制作ディレクターに必要な作業量と制作期間を見積もってもらいます。

また制作にかかわるそれぞれの能力を見極めておくことも重要です。発注側が原稿準備の手間や時間が十分でないとすると、作業分担として編集側が原稿制作を手伝えることが要件となります。編集側とDTP側にも同じような作業分担の取り決めがされます。

次に作業分担ごとに出稿・校正の期限など制作の節目となる中日程を決めて、発注がされて連携して作業が始まりますが、出稿や校正・校正戻しなどが遅れ気味になりがちなので、品質の過不足や校正の過不足によって回り道や堂々巡りをしないように、全体の進行を統括的に管理する役割が重要です。