制作お役立ち便利帳
校正に関するご質問
バーコード、QRコードの校正はどうする
バーコードやQRコードのイメージは専用アプリを使って生成されるため、それ自体に間違いはないはずですが、印刷やプリント出力の品質、およびそこに入っているはずのデータが正しいものだったかどうかについては、何らかのチェックが必要になります。つまり印刷面と機能面の2つのチェックをすることになります。機能面については、実際に印刷されたコードを読みとって想定どうりの動作をするか確認します。まずは簡易的にはスマホで動作確認をしますが、申し込みなど複雑なフローが先にある場合は、最初から検査用のダミーのデータとそのコードを作っておき、システム的にチェックできるようにしておくとよいでしょう。
印刷については、特殊紙や一般的ではない素材にコードを印刷するとか、貼り付けるところが少し曲がっているなどの場合は、印刷物の目視検査ではなく、ちゃんとした検査器具をつかって適合性を判断することになります。特に最近はインクジェットプリンタでコードをプリントするケースが増えて、プリンタの状態とかインクが純正品ではない場合に、用紙上のイメージの滲みやカスレによるエラーが問題視される場合があります。
例えば、発送物に切手を貼らず、宛名も印字して投函し、ネットで郵便料金を決済するオンラインシッピングの場合にもバーコード、QRコードが使われます。これは発送者が自分でプリントして貼り付けるので、バリアブルプリントなどで用紙とインクの関係が不安な場合は、事前に検査しておいたほうがいいでしょう。
それに使う検査器は、主にハンディ型のものがいろいろあり、対象となるバーコード・2次元コードの種類によって相応しいものを選びます。印字品質評価に関してはISO/IEC15415規格のほか、いくつもの規格があり、それらに準じた検査を行います。こういった機器はパソコンとつないで、検査結果のレポートを作るアプリがあって、その結果を証明としてプリントアウトできます。
下に結果のレポートの例を示します。検査結果で不合格となった場合は、原因を考えて対策をします。ありがちな不合格は、コードの周りの余白不足とか不要な枠、汚れや地色、黒以外でのプリント、などではデザイン面から再検討が必要です。また利用環境の問題もあり、読み取る場所の環境光の影響や、貼り付けるところの曲がりなどの要因もあります。




