制作お役立ち便利帳
発注に関するご質問
圧縮されたファイルを解凍したが、ファイル名が化けて、うまく扱えない
zip圧縮されたファイルをメール添付やネット上からのダウンロードで入手した場合に、中に含まれているファイル名やフォルダ名が破損していて識別できないとか、解凍・コピーができないことがあります。無理に解凍してもファイル名が長くなりすぎて削除ができないとかパソコン操作に支障をきたす場合もあります。
原因
パソコンのOSによって同じzipフォーマットであっても中に含まれるファイル名文字の符号化方法(エンコード)が若干異なる場合に、圧縮されたパソコンと異なるOSのパソコンでは元と同じ様には見えないためです。多く発生するのはMacで作成した圧縮ファイルをWindowsで解凍する場合で、これはWindowsは「Shift-JIS」を昔から使っているのに対して、UNIX系であるMac OS X(やUNIX系OSのLinuxなど)では、UTF-8を使っているという違いがあるからです。
2007年からzipフォーマットは拡張されてファイル名がUTF-8である場合はフラグを立てるように決まったのですが、Mac OS XやUNIX系OSはUTF-8フラグを立てていないのでWindowsがShift-JISと思って処理することから起こる現象です。
対処
WindowsでもWindows8以降のOSについては、標準でUTF-8にも対応していますが、Windows7またはWindowsServer2008までの場合は標準ではUTF-8フラグに対応していないので、マイクロソフトの修正プログラムによって解凍機能パッチをあてて使用しなければなりません。修正プログラムは以下にあります。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2704299
逆にWindows7などのShift_JISでzip圧縮ファイルを作った場合には、Mac OS Xが標準でShift-JISの解凍に対応しているので問題は起こりません。しかしiPadや、Linuxが相手だと対応できないで文字化けが起こる可能性がありますので、Windows側もUTF-8に対応した修正プログラムを使うか、7-zip (https://sevenzip.osdn.jp/)のようなフリーソフトを使います。
Mac で Windowsユーザーを対象にShift-JIS の zip ファイルを作成する際には、Mac特有の「.DS_Store」をはじめとするファイルを自動的に除外する機能が付いているソフトである、WinArchiver やMacZip4Winを使います。
現在はWindows10に移行していますので、こういったトラブルは減っていくと考えられますが、ファイル交換やファイル公開の際にはエンコードの違いのことは気にしておくべきです。

