制作お役立ち便利帳
発注に関するご質問
多くの商品情報を詰め込んだチラシを作りたい
新聞折り込みやポスティング、あるいはネットでもチラシスタイルの販促が行われていますが、単純に商品情報を並べただけでは大変見難いものとなり、訴求効果は得られません。内容面で顧客を引き付ける企画をするとともに、レイアウト面でも顧客の視線移動に沿った常識的な配置をする必要があります。また短時間に正確に制作できる体制を作らないと、チラシ配布後に思わぬトラブルに巻き込まれかねません。
まず紙面に対する見る人の視線の移動は、横組みではZ型といわれるように、まず左上に視線が行き(1)、そこから右に移り(2)、その先に左下に移行するので、重要なものを(1)(2)(3)のあたりに置きます。縦組みの場合は、右上が(1)、そこから下に(2)、次に左上(3)にジャンプします。これらはチラシに限らず、パンフレットでも、WEBページでも同様です。
またチラシで扱う商品ごとにデザインの傾向とかテイストに定番がありますので、あまり意表をついた独自なものを作ると理解してもらいにくくなります。そのため競合店などがどのようにチラシを作っているか分析します。商品の並べ方は店舗の棚割と同様に、どの店でもアレの隣にはコレ、という自然な流れがあるのを参考にします。(ちなみに棚割りが似ているのは卸元がそのようにしているから)
印刷面積がある程度大きい場合には販促の狙いに沿って紙面のゾーン分けをすることで、着目しやすく読みやすいものになります。次の例でば企画ものや顧客に対しての提案のゾーン、よく出る定番商品のゾーン、これから着目してもらいたいオススメのゾーンなどに分かれています。紙面の左下の目立つところには、敢えて価格提示よりも商品情報を載せているところにも工夫が表れています。
一般的なスーパーのチラシでは、定番は日替わりの特売になり、それぞれの左上が目玉商品になっています。企画の部分は、給料日後の週末/季節・気候に応じてメニュー提案型にして関連する素材を取りそろえるとか、季節行事に合わせて母の日/父の日などの特集をするとか、店内イベントと連動して何々フェアとしてまだ馴染みないものを説明することが行われ、ある程度読み物的な情報提供をすることもあります。
成城石井/丸正/ベルクスなどスーパーのチラシ担当者が、新聞折り込みチラシを作る側の配慮を述べている動画『タモリ倶楽部 2016年9月30日 スーパーマーケットの折込チラシ大熟読祭』が参考になるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=3DY19-dRyRM&t=510s
掲載する商品点数が何百にものぼると、似た商品も多くなり、校正の直しが難しくなります。そこで商品に関する情報はあらかじめ項目を固定してエクセルのシートなどで提供し、自動組版で短時間に正確に制作することが行われています。自動組版を適用するゾーンはレイアウトそのものもテンプレート化して省力化することができます。





