制作お役立ち便利帳
校正に関するご質問

Q 多くの校正がピークに集中するのを短時間で処理したい。

A

一般に印刷に下版するリミットが決まっているのに、原稿が集まってくるのが遅く集中するので、校正作業が工程のボトルネックになりがちです。これらに対する取り組みとして、いくつかの例を紹介します。

学会や学術会議などに配布する印刷物で多くの発表者・著者の原稿が一気に集まってくる場合に、事務局の人員能力ではイベントに向けての準備も同時にあって、原稿の受け渡しから印刷所とのやり取りも対応できなくなるので、著者自身に入力してもらって、Web画面で原稿入稿や修正をして、自動組版の結果を画面を確認してもらい、冊子のPDFを作って印刷にまわすシステムが使われます。
基本的にはすべてがオンラインの作業となり、複数の人が同時並行的に入稿や校正をすることが可能になります。また著者が校正漏れを後で発見した際にも、オンラインで自分で校正の直しを行うことができるので、時間の許す限り編集が可能となります。

カタログなどDTPの冊子中にある値段や消費税などを新しいものに一斉に変更する場合も、自動組版では一斉変更すべきところにあらかじめタグを入れておいて、別途変更内容のファイルだけを用意して、一挙に全ページにその変更データを差し替えることが可能です。校正は変更内容のファイルで終了させておけば、個別ページは自動処理だけで作業は終わります。
同様に紙面とデータ部分を区別しておいて、紙面にデータベースの更新された二様を反映させるような、原稿の自動更新をする例があります。

カタログに原稿を提供する会社が複数あって、校正紙を複数配布すると、それぞれに赤が入っても戻ってくるので、校正作業が入り乱れてしまうことがあります。この場合もWebで入稿するオンラインの修正が可能な自動組版なら、同時期に校正が重なっても統合的に作業が進められるようになります。