制作お役立ち便利帳
文字に関するご質問

Q 手元にあった書体見本帳でフォントの指定をしたのに、DTPの校正ではフォントが異なっていた。

A

今日のDTPでは、写真植字の時代よりも多くのフォントが用意されていているので、過去の見本帳と似たDTPフォントに置き換えて制作されるのが一般的ですが、中にはDTPにはない写植独自のフォントも一部あります。
できれば最初の時点でDTPで使えるフォントの見本を提出してもらって、その中から写植からの置き換えフォントを選んでいただくのがよいでしょう。
DTPのフォントを載せた印刷のガイドブックや見本帳も売られていて、あらかじめDTPのフォントを選んで指定することも可能ですが、実際にDTP制作するところにそのフォントが存在するとは限らないので、やはりあらかじめフォント確認をしてから指定するのが実際的です。
欧文の場合はフォントセットの文字数が少ないので、DTP側はフォントが必要になった時点で入手して使うことも可能ですが、日本語フォントは企業単位で契約して使われる場合が多いので、突発的に異なるフォントを使用することは困難になります。

また校正を発注者側で行おうとすると、発注者側にも同じフォントが導入されている必要があります。そのようなことができない場合でも校正をPDFファイルで受け取るように、印刷時のフォントを実際に埋め込んだPDFが使われることがありますが、この場合の修正作業は受け取った側では不可能で、単なるチェック用となります。
使用可能なフォントは制作システムやプリンタ毎に異なるので、DTPで使うフォントはあらかじめ打ち合わせしておくようにしましょう。