制作お役立ち便利帳
発注に関するご質問
ページの順番はどう管理すればいいのか (工程)
複数のページがあるパンフレットや冊子は、編集やDTP制作の過程では1ページづつの作業ですが、印刷では大きな用紙に多ページを割り付け、さらに用紙の両面を使うために、読者が見るページの順番とは異なる単位の作業になります。そのために印刷前の校正紙ではページの順番がどうなっているのかわからない場合があります。一般に印刷サイズの校正紙は折りたたんで、最初に編集したページ順になっているか確認し、それから各ページのチェックを行います。
例えば編集段階のページの順番は以下の図のように1から7ページまであったとしても、表裏印刷では奇数のページ数でまとめられないので、8ページの台割を作成し、DTPでは1ぺ―ジづつあるいは見開き2ページという単位で制作します。次に用紙にどのようにページを置いていくかについては、その後の工程の紙の折り方から逆算して決まりますので、ページ順は一見するとバラバラな配置になります。そこで編集の台割とは別に製本加工から逆算して、ページの向きや並びを変えた面付け作業をして、印刷用の刷版を作ります。
多ページ面付けされた状態で表裏印刷して折ったものを折り丁といいます。本のような多ページの印刷物では、複数の折り丁を束ねるとか重ねて製本の仕上げをします。この製本された状態から逆算した台割は、用紙の断裁や折機の使い方などに従って決まるので、編集段階で完全に把握することは難しく、主に印刷サイドに面付けを任せることになります。印刷サイドは編集の台割を基に、実際に使う印刷機のサイズ、折機の使い方を勘案して面付け/刷版制作を行います。
ですから編集段階ではページの見開き関係や表裏関係がよくわかるような台割管理をして、各ページがそれに納まるようになっているかをチェックするのが重要でしょう。そのために複数ページの見通しが良くなるような一覧を作って管理します。(参考になるblog)
また一般には予算の関係から何ページ以内に納めなければならないという制約があり、印刷の単位となるページ数にどう合わせるかも見ておかねばなりません。編集上の台割ではノンブルに従って流れを考えるために、ノンブルのつかない表紙や目次・付き物・広告・索引などのページ数で間違いを犯しやすくなるので、印刷単位に含まれるすべてのページを把握する以下のような図での管理も行われます。ページの順番は縦組みと横組みでは異なりますので、そのチェックにもなります。


