制作お役立ち便利帳
写真に関するご質問

Q iPhoneのHEIC画像がWinで見れてもPhotoshopで開けない

A

iPhone8発売にあわせ、iOS11から写真の保存形式が「HEIC」、動画は「HEVC」という拡張子のApple独自フォーマットになりました。これらはHigh Efficiency Image File(HEIF)という圧縮方法を使っていて、画像のデータ容量少なくできるものです。しかし同じApple製品でもiPhone8以前の機種やiPad、Macでも編集・閲覧することができません。つまり2018年頃以降のiPhone画像ではHEICになっている可能性が高いです。

しかしWindows10では、「HEIC」をフォトアプリで開こうとすると、『HEIF and HEVC Media Extensions』をインストールするモードになって、以降は画像のダブルクリックでフォトアプリからはJPEGと同様に表示・加工することができ、またエクセルやワードで扱うことができるようになります。

PhotoshopはこういうOSの画像に関する機能を使わずに、Photoshop内部に独自に画像エンジンを持っていることから、Windowsでは見れるHEIC画像がPhotoshopで開けないということが起こります。WindowsのPhotoShopで開く場合は、一旦当該画像を「フォト」アプリで開いて、それを「コピー」してからPhotoshopの新規作成でペーストして開きます。
iPhone/iPadからパソコンへ送りなおすことができるなら、転送設定で『MACまたはPCに転送』の項目で「自動」を選択すると(JPG、MOV)に変換されたものをパソコンは受け取ります。もし『元のフォーマットのまま』を選択すると(HEIC、HECV)が転送されます。

新たに撮影する場合はiPhoneのカメラ設定で従来どおりJPEG保存にしておけば、Photoshop での問題はありません。またPhotoshop 22.1 からは「HEIC」に対応するようになりましたが、Windows版はPhotoshop CC 2020の段階では直接HEVC形式を開くことができません。

こういうことは、最近では画像の拡張子を見ないまま扱うことが増えているから問題になるのでしょう。ちなみに画像系の拡張子は伝統的に(jpg、png、gif、bmp、tiff、eps、psd、ai、indd)があり、最近ではAppleの「HEIC」やGoogleの「WEBP」が加わっています。Microsoftからは『HEIF and HEVC Media Extensions』をインストールするのと同様に、WebP 画像を扱う拡張機能もインストールできます。

参考 Microsoft HEIF 画像拡張機能 無料

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/heif-image-extensions/9pmmsr1cgpwg?activetab=pivot:overviewtab

参考 Microsoft Webp 画像拡張機能 無料

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/webp-%e7%94%bb%e5%83%8f%e6%8b%a1%e5%bc%b5%e6%a9%9f%e8%83%bd/9pg2dk419drg?activetab=pivot:overviewtab