プロのものづくり集
新聞広告制作

初めて新聞に広告を出稿される企業・店舗担当者様へ

初めて「新聞に広告を出したい」とお考えの企業・店舗担当者の方は、まず、広告代理店や広告制作会社に問い合わせすることをお薦めします。 全国紙に初めて広告を出される際には、財団法人新聞広告審査協会の審査が要求されます。審査を受けるためには、会社謄本、会社案内、新聞原稿の見本などを新聞広告審査協会に提出しなければなりません。そして、審査員によって審査し合格すれば新聞広告を出稿することができるようになっています。合格しますと、2回目からは協会の審査はありません。各新聞社の社内規定によって出稿できるかどうかが決められます。 ただし、地方紙や業界紙などについてはとくに審査が要求されることはありませんので、各新聞社の規定に従ってください。

新聞広告のサンプル写真

既に新聞に広告を出稿されたことのあるクライアント様へ

大切なことは、広告を作って媒体に掲載された際に、広告の効果が発揮されて貴社の販売促進や売上アップに貢献できる広告であることではないでしょうか。
そのためには、貴社の広告に対する要望をしっかりとヒアリングして、ニーズに合った効果的な新聞広告を作ることができる制作会社を選ぶことが大切です。また、新聞広告に精通した製版会社で制作しますと、制作費を軽減できてコストダウン化が図れます。

培った製版ノウハウで、各新聞社の要望に応じた制作を行います

製版会社の中には、新聞広告専門の制作集団を置いて、お客様のニーズに合った広告を作っています。

  1. 制作は24時間体制で臨んでいる会社では、いつでも作業が行えて、短納期の要望にお応えできます。
  2. 営業と制作が常にコミュニケーションをとっていますと、データの受けわたし・データ修正等が素早く行えます。
  3. 色玉(※1)等、初校の際に検討していただく材料を添付できるところもあります。
  4. UCR等の入稿時点でのデータ不備を未然に防ぎ、的確なアドバイスをすることも可能です。
  5. 文字サイズや罫線の重なりなど、データの品質は厳密に管理します。オペレーターと品質管理部門によるダブルチェック体制でデータ管理を行います。
    ※1.色玉=印刷に使用したインキの数や色数の確認、インキの濃度管理のための図形のこと。

ワークフロー

  1. 広告データはなるべく完全データが望ましいのですが、新規に制作することも可能です。社内デザイナー、専属コピーライターなどが具体的なデザイン・原稿を提案します。
  2. お客様から入稿されたデータは、そのまま製版できるかどうかDSチェッカーで検証します。新聞広告のデジタル送稿デ-タが、あらかじめ規定された(社)日本広告業協会、 (社)日本新聞協会発行のガイドラインに準拠して制作されているか検証します。
  3. 新聞広告は、各紙で色合いが微妙に異なりますので、CMS(カラーマネジメントシステム)を用いて、各紙媒体のカラープロファイルに準拠したサービスを提供します。
  4. 製版オンライン送稿に対応していれば、PDF形式での送稿が可能です。また、従来のEPS形式もオンライン送稿可能です。(Illustratorで作成される際はバージョンを明確にして、データ入稿のときに文字のアウトライン化をお願いします。)
  5. 入稿後でも文字修正します。
  6. WordやExcel等で作成したデータは、ファイルやフォント等によって印刷用データとして使用することができないケースがあるため、DTPソフトで作り直すことがあります。
  7. 新聞広告もデジタルで制作し、デジタルデータで送受信する時代です。製版原稿はPDFが主流になりつつあります。
    走稿データの形式は「PDF/X-1a」と「EPS」があります。通常は、各アプリケーションのネイティブ形式では送稿できません。また1-BitTIFF(モノクロ)での送稿もありますが、各新聞社によって異なってきますので、発注先の制作会社にお問い合わせください。

制作から製版、印刷までワンストップサービスも可能

制作・製版・印刷が連携することでワンストップサービスに対応しているところもあります。制作部門がお客様と綿密なヒアリングをして、ニーズに合ったプランニングを提案し、文章や写真など、必要であればプロのライターやカメラマンが対応します。製版知識が豊富な制作スタッフがデザインを担当し、最終成果物の“カタチ”までイメージしながら制作します。マスメディアへの送稿・印刷データ作成に精通したスタッフが、データの作成・入稿に携わります。
製版部門では、デジタルの中にもアナログの感性を持った当社独自の画像処理技術や的確なオペレーション業務で、製版を行います。各媒体の傾向を加味、培ってきたノウハウを生かしデータ生成を行います。オペレーターと品質管理とのダブルチェック体制で、印刷用の最終データを仕上げます。
印刷部門では、CTP印刷で高品質に印刷します。また、菊判裁オフセット印刷機による冊子加工など、各種加工も一貫して対応します。ご希望のお届け先に、より迅速に納品します。

キャッチコピーは専門家に依頼しましょう

雑誌やパンフレットなどでコピーの文章力があるコピーライターが、新聞広告のキャッチコピーや内容紹介文を書いた場合、新聞社の検閲がはいって赤字だらけになって戻ってくるケースがあります。
これは、使ってはいけない言葉や言い回しが検閲で引っかかったためで、意外と結構あることです。ですから、新聞広告を専門に作っている製版会社や制作会社では、社内に新聞広告専属のコピーライター、編集者の保有、あるいは専門の外注先に発注しますから、安心して任せてください。
なお、広告原稿の校正は、3校は当たり前で、中には5校、6校してようやく校了となることも珍しくありません。そのことを念頭に置いておいてください。

新聞広告制作は新聞広告に特化した製版会社で

全国紙などでは、広告原稿は広告会社を経由して出稿されるケースが多く、実績のある広告代理店を介して出稿することが多々あります。しかし、地方紙や業界紙などでは、印刷会社や製版会社で広告制作を受注することが多いのが現状です。
実際に、製版会社が広告代理店の下請けとして、あるいは丸投げされて制作を請け負っているケースもかなりあります。とくに新聞広告を専門にしている製版会社では、社内一貫体制で完全データを作ることができますから、間に広告代理店が入っていない分、制作のコストダウンが望めます。そして、製版の技術力を持ち合わせていますから、品質は確かですし、さまざまな要望に応えてくれます。
企画立案からコピーライティング、写真撮影、イラスト制作、そして最終の製版データまで引き受けている会社もありますから、新聞広告に強い製版会社に問い合わせしてみてください。
製版会社の利点は、デジタルの中にもアナログの感性を持ったスタッフが独自の画像処理技術や的確なオペレーション業務で、製版を行っている点です。お客様からいただく「5W1H」の問いかけに迅速に対応するため広告、プロモーション全般に関する企画、デザイン業務、印刷の製品提供を行っております。

お問い合わせ先:株式会社東京ニュース

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