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(220) 株式会社コトブキ企画
時代のニーズに応えて進化するデジタルブック作成システム「meclib」を提供
Webビジネス部 CR推進課
飯田 雄大氏
PDFデータなどの印刷データをパソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末上で、印刷物のようにページをめくりながら読むことができるデジタルブック。現在、デジタルコンテンツの増加に伴い年々需要が伸びており、市場は拡大の一途を辿っている。電子書籍、電子雑誌、定期刊行物、カタログなど書籍から商業印刷まで、あらゆる分野でデジタルブックが利用されている。株式会社コトブキ企画(松井啓悟社長、GC近畿)は、2003年に「My PAGE View」を開発したのを皮切りに、デジタルブック作成システムを提供してきた。印刷業界ではかなり早い段階から事業として取り組み、バージョンアップを繰り返し、多くの顧客を獲得してきている。今回は、現在の主流製品であるデジタルブック作成システム「meclib(メクリブ)」について同社を取材した。
- 株式会社コトブキ企画
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本社 : 大阪市北区中崎4-3-12
TEL:06-6372-5669
東京営業所 : 東京都港区虎ノ門1-8-7 富田屋ビル8F
TEL:03-5251-0025
https://www.kotonet.co.jp
DTPの実績とシステム開発力で信頼を勝ち取り継続利用率が98%に
印刷業界で早くからWebサービスやIT事業に取り組んできた株式会社コトブキ企画は、デジタルブック作成システムの開発・提供を1つの事業として注力し、最初の「My PAGE View」から現在の「meclib」Ver.4.1まで次々とバージョンアップを重ねて機能を強化してきた。
同社は、印刷会社として手動写植から電算写植を経て幅広い印刷物のデザイン、DTPを事業展開してきたため、ページ物制作に関しては一日の長があった。また、1980年代半ばからはシステム部門を設けて名刺システムをはじめ各種名簿、金利表などのシステム開発にも着手し、事業領域を拡大してきた。インターネットが普及し始めると、Webサイトの需要が伸展してくると考え、それまでのDTPの実績とシステム開発の技術力を活かして、デジタルブック作成システムの開発に乗り出したのである。
「meclib」は、さまざまな業種・企業で導入されているが、その中でも「広告・印刷・制作」の各企業の採用が最も多く、全体の4割ほどを占めている。同社に印刷データを作成していることから、その実績がデジタルブック作成システムにも活かされている。ユーザーの継続利用率は98%にも及んでおり、信頼と実績で選ばれ続けていることが窺える。
「デジタルブックサービスにおいて印刷に関する知識やノウハウは重要です。当社は長年数多くの印刷データを作成してきたことで、デジタルブック作成システムのどの部分を改善すればよいのか、またどんな機能を付加すればよいのかが経験上から分かっています。それで常にフィードバックして機能の向上に努めてきました」と、Webビジネス部CR推進課の飯田雄大氏は言う。
「meclib」は競合他社の製品と比べて、利用料を抑えつつも利用できる機能が豊富なことで、コストパフォーマンスが高いことがメリットに挙げられる。強調できる点は、「めくりスピードが速い」「めくり方法が豊富」「拡大はマウスのクリックとスクロール対応」「紙面の描画サイズが大きい」などデジタルブックの閲覧性・操作性が高いことが挙げられる。
また、スライドやYouTubeなどの動画コンテンツを簡単に作成し埋め込むことができて、ポップアップ表示でWebコンテンツの表示が可能なこと、さらに全ページ印刷や範囲指定の印刷が可能なことなど、編集や出力面でのメリットもある。
「デジタルブックにしますと、パンフレットやカタログ、サービス資料などあらゆる印刷物を電子化し、Web上で公開することができます。PDFファイルとの違いは表示に時間が掛からない、ページ数の多さで動作が影響されないこと。ログ解析機能により、印刷物ではできない効果測定が可能である。Webページと同様にページ単位でリアルタイムの更新が可能であるという点です。今やデジタルブックで情報公開することがスタンダード化しつつあります」(飯田氏)と、デジタルブックの導入が高まっていると説く。
「meclib」のメリットについては、「meclib」のクラウドを使用するためサーバー運用コストを削減できる、リンク機能で外部サイトへ誘導できる、動画や地図の埋め込みで理解度をアップできる、管理が簡単で効率的である、多くの人に見てもらえる、デジタルブックの効果が分かる、型番検索を簡単に実装できる、などを挙げている。
印刷物をデジタルブックにすることで、顧客としては今まで掛かっていた印刷費・発送費・人件費・在庫管理費などのコストを大幅に削減できるわけであるが、それが印刷会社にとって受注減に繋がるとは、簡単には言えない。デジタルブックと、実際に手にする印刷物とは性質が異なるし、目的・用途もそれぞれ違っているからである。つまり、受け入れられる市場が異なっていると言えるだろう。
それに、デジタルブックであっても印刷データは作られなければならず、写真を使った高品質なデータを求められたならば、DTPソフトを使ってデザインレイアウトして印刷データを作る必要がある。それを担うのは印刷会社や制作会社になるわけであるから、デジタルブックのデータ作成には印刷業界が大いに関わってくることになる。だから、デジタルブックの市場が拡大すれば、その分印刷データを作成する需要も伸びてくることが予想されるわけである。印刷会社はむしろ、デジタルブックを営業の武器として大いに顧客に勧めていくことで、印刷物の制作でサポートしていくようなビジネス展開を図っていきたいものである。

印刷会社はデジタルブックに使う印刷データの制作で顧客をサポート

