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(210) 株式会社リディアワークス
簡単に装着できるファブリックサインシステム「LUFAS」を製造販売
ルーファス事業部
貝屋 亜美氏
デジタルサイネージは設備・運用に相当のコストが発生するし、バナーやタペストリーは外光がないと、暗室では見えづらい。また紙のポスターは破損しやすい。というように、それぞれデメリットがある。だが、株式会社リディアワークスが製造販売している「LUFAS( ルーファス)」は、革新的な技法のサインシステムとして好評を博している。専用のポリエステルクロスに写真画像をUV インクジェットプリンターで印刷したものを、LED で発色させて表示するというもの。印刷会社としても新たな商材として取り組んでみる価値はあるだろう。同社ルーファス事業部の貝屋亜美氏に同製品について取材した。
- 株式会社リディアワークス
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東京都墨田区立川3-6-5
http://www.rideaworks.com/
独自の簡単な装着方法で顧客自身でもメディアを取り付けることが可能
「LUFAS」は、端的に言えばLEDの内照式ファブリックサインシステムというもので、デザインをプリントした布の周囲にラバーを縫製し、LEDを装着させたシンプルなアルミフレームの筐体にある溝にはめ込む方式である。屋内のさまざまなシーンやニーズに応えられるディスプレイで、使い勝手の良さで需要が広がっている。メディアは発色の良いファブリックサイン専用のメディアを用意しており、用途に合わせて防炎ポリエステル生地や不燃ターポリン生地などを選択できるのも特色である。
「LEDライトを内側から均等に当てることができるため、光源のムラが生じることなく綺麗にグラフィックを見せることができます。夜間でもグラフィックが光りますから綺麗です」(貝屋氏)とのことだ。
「LUFAS」と同様のアルミフレームに布を取り付ける製品は他社メーカー製もあるが、同製品ならではのアイデアとして特筆すべきは、従来のファブリックサインの課題を改善した独自のフレームと、用途に合わせた「LUFAS」専用のラバー「ロックラバー」(フレーム、ラバーともに特許登録済、国際特許申請中)を使った点である。ファブリックサインは正確な寸法で印刷縫製しないと、フレーム溝にメディアを差し込む際にシワが発生したり、弛んだりしてしまう。「LUFAS」はフレーム溝とラバーの両方に突起があり、布を取り付ける際に突起同士が引っ掛かってロックされる構造になっている。これによって、誰でも綺麗に布の取付けができ、制作側は刷り直しのリスクを回避することができるのである。
「当社ではメディアの印刷から加工、取付けまで一貫生産体制で対応していますが、お客様で制作をされたい場合はフレームやラバー、メディアなどの資材販売もしています。印刷会社様でもお客様にご提案できるように当社が制作のノウハウを提供することも可能です」とのこと。本体のファブリックサインは購入する方法と短期間の使用であるならレンタルで使うことも可能になっている。
同社では「LUFAS」の販売やレンタル、布メディアの制作を得意先からリピートされることで安定した売上を上げているという。一度「LUFAS」を導入すると、その高演色で綺麗なビジュアル力に惹かれてリピーターになるケースが多いようだ。例えば、「株式会社SUBARU様では鮮やかな色彩と光沢感に高い評価をいただき、全国のSUBARU販売店やショールームなどで、約440 台の「LUFAS」を導入していただいています。定期的に意匠交換をさせていただいており、その際は布メディアをお送りし、店舗スタッフの方に交換作業をお願いしています」とのことだ。「お客様自らが布メディアを簡単に取り付けられるようにして、取り付けコストを軽減させていただきました」と、低コスト化も図っている。
ただし、布メディアをラバーに装着するためには業務用のミシンを使って縫製する必要があるため、顧客が自ら制作するには技術面で難しいものがある。そこでNSラバーという両面テープを布の裏に貼り付けて、ホチキスで補強止めするだけで制作することができる簡易方式も実現した。
「LUFAS」は壁面タイプ、パネルタイプ、大型サイン向け、またフレームの厚み、LEDがエッジタイプ式またはバックライト式、さらに印刷メディアやラバーなども多種多様だ。フレームはフリーサイズで、しかも片面・両面使用と実にさまざまな規格が提供されているため、サイン・ディスプレイのあらゆる分野で利用可能である。さらに、専用の布でなくてもよいとのことであるが、発色性の良さから専用の布を使うのが得策である。
大判サイズの布になると、繰り出しや巻取り機能がある大判のUVインクジェットプリンターが必要になってくるが、印刷会社がグラフィックコンテンツのデータを制作し、販売代理店のように「LUFAS」を新たな商材として提供するサービスを始めてみるのも一考の価値はあるだろう。

展張調整が可能な「ロックラバー」( 特許登録済・国際特許出願中) の構造
LUFASを新たな商材として採用し、新規需要開拓を目指すのも一考に

羽田モノレールで使われている「LUFAS」。フリーサイズで製造可能
