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(237) 株式会社セントラルプロフィックス
品質と柔軟性を重視した全方位型経営で顧客のニーズにスピーディに応える
代表取締役社長
田畠 義之氏
顧客に選ばれ続けるために、高いクオリティと柔軟な商品開発に重点を置き、クリエイティブから印刷・加工、発送まで全方位型経営を展開しているのが株式会社セントラルプロフィックス(GC 東京)である。印刷関連会社や広告代理店、一般企業などを顧客に持ち、最新設備と培った技術で最適なソリューションを行い幅広い商品を提供している。2020 年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い飛沫防止パネルやマスク関連商品を早急に開発・提供した経緯があり、市場のニーズにスピーディに応えることも経営方針の一つになっている。日々「顧客のために何ができるのか」「どうすれば満足していただけるのか」を突き詰め経営の舵取りをする田畠義之社長に、経営方針、新商品などについて話を伺った。
- 株式会社セントラルプロフィックス
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本社: 東京都中央区湊 3-1-13
TEL: 03-3555-0671
https://www.central-p.co.jp/
デザイン・クリエイティブ展開、加工分野など周辺事業の強化へ
株式会社セントラルプロフィックスは、画像処理からDTP、平台・本機校正、オフセット印刷、製本加工、各種デジタル印刷、デジタル特殊加工などを手掛ける総合印刷会社で、印刷関連会社、広告代理店を中心に幅広い顧客層を持ち、事業展開している。
製版・印刷がコア事業ではあるが、昨年はコロナ禍によって当初の売上を達成できなかったこともあり、「今後は川上に当たるデザイン等のクリエイティブ展開から、川下の加工分野、アッセンブリーや発送、またサイン・ディスプレイ事業も一層注力していきます」と、周辺事業を強化していくとのことだ。
同社は、以前よりスウェーデンからユニークなディスプレイを輸入し加工販売しているが、その中の製品の一種で、プラスチック製のフレームに、新たな発想で塩ビの薄い透明ボードをはめ込んで作ったのが「飛沫防止用コロナウイルスプロテクションパネル」である。昨年春にコロナが感染拡大したことから急遽製品開発に着手した。「フレームを支える脚は用途に合わせ新たに設計しました。コロナ禍がいつまで続くか分かりませんでしたから、とにかく急いで製作し販売しようということで、ゴールデンウィークを返上して取り組みました」とのことで、企業の受付や窓口業務用として利用が高まっているとのことだ。
また、オフィス用や飲食店用としても飛沫防止パネルは必要になるだろうと、続いてデスク上に設置できる形状や折り畳み式のプロテクションパネルも製品化し販売している。このように需要の高まりそうな企画を思いついたら即座に実行に移し、スピーディに製作することを田畠社長は大事にしている。「お陰様で、卓上のプロテクションパネルは大手企業はじめ、かなりのロット数で注文が入ってきています」と、実際に相当量を販売していることから、ニーズがあれば俊敏に対応し製品化することがいかに重要であるかが窺い知れる。
このような飛沫防止用パネルは、通常はアクリル板を使った製品が多いが、かなり重い上に大サイズのパネルは作りづらいというデメリットがある。「当社の製品はフレーム構造により透明部は薄い塩ビ板ですから、軽量で移動が楽であり、希望に合わせてサイズを幅広くカスタマイズできる点がメリットです」という。コロナ禍はしばらく続くことが予想されるため、オフィスや飲食店等での需要はまだまだ続くとみている。
また同社では、他社があまり扱っていない製品として『3Dトリックアートプリント』を手掛けている。これは特殊な画像処理技術によるグラフィック広告で、スマホで撮影すれば、平面の紙に印刷された商品やキャラクターが飛び出したり、浮いたりして見えるというものである。つまり、立体的に見せてあたかもそこに実物の商品やキャラクターが存在するかのように表現できるグラフィック技術である。
『3Dトリックアートプリント』は顧客からの要望があったため、最初は外部の制作会社に依頼していたが、「原理を研究し弊社の企画デザイン力や画像処理技術、出力メディア、施工技術と融合させて、社内で一貫製作するようにしました。立体に見えるような画像素材を適切に選択し構造設計するのがミソです」。3年程前から事業として取り組み始め、いろいろな問い合わせが増えてきているとのこと。スマホの撮影で幻想的な立体が出現したり、リアルなキャラクターと本人とのショット等、SNSで拡散したくなる効果が強く、高い広告効果が期待できるのがメリットである。
「インパクトがあって商品に興味を持たせるのに大いに役立ち、付加価値のあるグラフィック表現です。弊社ではさまざまな集客・販促展開でお客様に提案しており、着実に広がっています」とのことだ。
その他、製版・印刷において「納品期限が決まっている中、入稿が遅れる仕事も多く、都心に本社工場を構えて24時間体制でいつでも製版ができるようにしています。また、都心近隣にある印刷工場も24時間体制で速乾性のあるUV印刷機で印刷するため、すぐに加工に回せますし、検査装置を導入していますから、効率的に製品検査を行い納品できるようにしています」と、ワンストップサービスによる即応体制を敷いている。
同社では「24時間体制を敷いているため、初校や二校などで異なるDTPオペレーターが作業する場合があることから、処理作業方法の標準化や注意事項の伝達を徹底しています。また、ある意味時代に逆行している24時間体制と働き方改革のバランスをとるために、社員の勤務体系や管理の仕方に、一層工夫する必要があると考えています」と、より改善された24時間体制の構築を目指していくとのことだ。
超短納期のニーズに応える24時間体制のワンストップサービス

「飛沫防止用コロナウイルスプロテクションパネル」スピーチ用 3 面タイプ (左) とデスク用小タイプ (右)

「3D トリックアートプリント」左のカップのみが本物で、右のカップ含めその他は全て平面印刷
